
「坂の上の雲」と日本人
レビュー評価:4.0(5点満点) レビュー数:1
価格:1,800円
著者:関川夏央出版社:文藝春秋サイズ:単行本ページ数:291p発行年月:2006年03月この著者の新着メールを登録する◆司馬遼太郎「坂の上の雲」特集2006年6月号掲載数々の名作を残した故・司馬太郎。
夥しい彼の作品の中でも最も読まれている『坂の上の雲』は、日露戦争の英雄、秋山兄弟と正岡子規を主人公として語られる長編小説。
多くの論者に研究されてきたこの作品に潜む謎に著者が挑む。
意外な切り口による比類なき読み解きだ。
(桑)日露戦争後100年。
もう読んだ人も、これからの人も…。
司馬遼太郎の代表作、近代日本の「青春」を描き出した雄篇にひそむ謎を、斬新な視点、平易な語り口で解き明かす。
ファン必読の1冊。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)歴史小説の至宝を徹底精読。
もう読んだ人も、これからの人も—。
近代日本の「青春」を描く司馬遼太郎の不滅の国民文学。
その核心を大胆に解き明かす。
【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 国家が「軽かった」時代/第2章 「お里」の回復/第3章 ナショナリストの原像/第4章 日英同盟と「封緘命令」/第5章 乃木将軍と鉄道改軌/第6章 「歴史的記憶」と脚気/第7章 「成って居らぬ」旅順攻略戦/第8章 戦争と「広報」/第9章 「三笠」の記憶と石炭/第10章 「天佑神助」と「無常」この商品の関連ジャンルです。
・本> 小説・エッセイ> 日本の小説> 著者名・さ行