
戦後思想家としての司馬遼太郎
価格:2,940円
著者:成田龍一出版社:筑摩書房サイズ:単行本ページ数:394p発行年月:2009年07月この著者の新着メールを登録する【内容情報】(「BOOK」データベースより)没後十年以上たって、戦後が終焉したいま、司馬を読む行為は、戦後の日本、なかんずくナショナリズムとは何かを探ることである。
『竜馬がゆく』『坂の上の雲』などを、戦後の時空間のなかで読み解く。
全編書き下ろし。
【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 はじまりとしてのサラリーマン(新聞記者としての司馬遼太郎─『名言随筆サラリーマン』/書き出された小説世界─「白い歓喜天」/「忍び」に託した社会認識─『梟の城』)/第2章 幕末維新期への関心(一九六二年の司馬遼太郎─「魔女の時間」/幕末の集団と人物─『燃えよ剣』/幕末維新の歴史像─『竜馬がゆく』)/第3章 東アジアのなかの日本国家論(躍動する日本国家像─『坂の上の雲』/国民国家創出の困難─『翔ぶが如く』/「日本人」をめぐって─「故郷忘じがたく候」/時間と空間の新たな把握─『街道をゆく』1)/第4章 文明論の展開(現代史への踏み出し─『ひとびとの跫音』/移動する民の記述─『菜の花の沖』/東アジアの歴史文明へ─『韃靼疾風録』/文化交流と少数民族への眼─『街道をゆく』2)/第5章 時評によるメッセージ(北方論と台湾論─『街道をゆく』3/時論と発言─『この国のかたち』)【著者情報】(「BOOK」データベースより)成田龍一(ナリタリュウイチ)1951年大阪府生まれ。
早稲田大学大学院修了。
現在、日本女子大学教授。
専攻は近現代日本史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。
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