坂の上の雲ファン

先日こちらの蔵元を訪問した際に「ちょっと面白いお酒を造ったんです。

」と、このお酒についてのこんな話を聞きました。

ある酒屋さんから「普段に飲める価格帯がいいんだけど、今の純米酒というようなキレイなお酒じゃなく、特別な米を使わず、あえて精米歩合を上げずに、米の雑味も含めた米本来の味わいの通好みの深い酒って感じの純米酒って造れないかなー？」という話から、蔵元で面白いかもと云う事で、試験的に限定品として造ってみようとなったそうです。

原料米には一般的な飯米の「ひのひかり」を使って、精米も食米程度の八割（80％）に抑え、でも造りはしっかり純米造りで丁寧に、また米の味わい、香りが力強く出るよう無濾過で火入れもせず生酒で出荷されることとなりました。

一升瓶で300本、かなり面白い味で杜氏さんも納得の出来、すでにこの話の元の酒屋さんがほとんど購入したそうです。

と、そんな事を言われると当然の飲んでみたいと思いますよね。

もちろん試飲させて頂きました。

飲んでびっくり！なんて！なんて！挑戦的なお酒なんだろう。

濃厚な味わいにパンチがありすぎ、かなり通好み、だけど旨い！まさに飾らない純米酒！米の雑味というか荒い味わいもしっかりあるのです。

これは、かなり好みが分かれる味わいです。

と、思っていたのですが、「燗しても美味しいかも」なんてことで早速、お燗してもらって試飲。

別物でした！表情が一変！香りも酒粕の如く甘くやわらかい香りがたち飲み口が柔らかく、あれだけあったパンチが落ち着いて広がる旨味という感じになるのです。

なんだコレって感じです。

猪口を置く前に聞いてました。

「この酒、まだありますか？」そんなわけでご紹介できることになりました。

ほんの少ししかありませんが、挑戦的な味わい試してみませんか？パンチを味わうなら冷やで！米の旨みをゆっくり楽しむなら燗で！リーズナブルな家飲み純米として、二つの味わいを楽しんでください。

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【asu_sw090921】【asu_sw090922】【asu_sw090923】【asu_sw090924】道後温泉と小説『坊ちゃん』『坂の上の雲』で知られる伊予の松山にある蔵元。

今では『蔵元の梅酒』ですっかり有名になった『栄光酒造』から挑戦的なお酒を入手しました。

最近、日本酒だけでなく梅酒はもちろん愛媛県産の果汁をたっぷり使ったリキュール（金熟ゴールドキウイ）の醸造でも力量を発揮している栄光酒造。

先日蔵を訪問した際に面白いお酒を紹介されました。

飲んでびっくり！なんて！なんて！挑戦的なお酒なんだろう。

飾らない純米酒！表現は悪いかもしれませんが、あえて言うなら「泥臭い日本酒」なんです。

かなり通好み、だけど旨い！癖になる味なんです。

限定醸造で300本のみ。

少しだけ分けてもらうことができました。

挑戦的な味わい試してみませんか？